過去に「超ガラコ」と「スマートビューONE塗り込み耐久タイプ」を比較しました。
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窓ガラスコーティング、超ガラコとスマートビューone耐久タイプを比較
超ガラコは作業性は良いけれど値段が高い。スマートビューONE塗り込み耐久タイプは値段は安いけれど作業性が悪い。
そこへ、「スマートビューONE塗り込み耐久タイプ」の欠点を改良した様な商品「スマートビューONEスプレー撥水長持ちタイプ」を見かけたので購入、比較してみました。
2021年9月時点で私が調べた限りでは、スマートビューONE塗り込み耐久<スマートビューONEスプレー撥水長持ちタイプ<超ガラコ、の順で容量あたりの価格は高くなっていました。
使用方法
(1)汚れやホコリを洗い落として、乾かす。
(2)液を塗る。
(3)液が乾く前に乾いたタオルで拭く。
違いは、(2)の液を塗る際に、塗り込むかスプレーするかの違いだけで、基本的に使用方法は一緒です。
施工作業
(1)汚れや埃を洗い落として、乾かす。
今回も、汚れ(油膜)落としにキイロビンを使用しました。
液を適量出して、
全体が水を弾かなくなるまで擦りつけます。
水を弾かなくなったら、洗い流してから乾かします。
綺麗なタオルで拭くか、水切りワイパーを使うと良いでしょう。
車体のワイパーを外して代用しても良いけれど、誤ってガラスを割らない様に注意。
(2)液を塗る。~(3)液が乾く前に乾いたタオルで拭く。
運転席側を塗り込み耐久タイプ、助手席側をスプレー撥水長持ちタイプで塗り分けました。
塗り込み耐久タイプ
何処まで塗ったか分かり難く、塗った後、塗り斑が消えるまでごしごし擦るのが大変です。
スプレー撥水長持ちタイプ
シューッと吹きかけると撥水材の液が弾いて、塗られているのか塗られていないのか分からない様な感覚ですが、これをタオルで拭き取ると、しっかり撥水コーティングされています。
広範囲に吹きかけられるので、塗り込みタイプで気になった、何処まで塗ったか分からなくなる点は改善されています。
拭き取りの点でも、ごしごし擦る事なく、目に見える水滴をタオルで拭き取るだけで斑なく仕上がりました。
とても使い易いですが、この「スマートビューONEスプレー長持ちタイプ」に欠点がない訳ではなく、霧状に液が吹き出る為、気管に吸い込んでしまい易い点には注意が必要と感じました。
風向きを気にしたり、息を止めたり、マスクをしたり、といった対策をしないと体に害があるかもしれません。
翌日の撥水力
向かって、左がスプレー撥水長持ちタイプ、右が塗り込み耐久タイプ
撥水力の差は感じられません。
耐久性
1ヶ月後の撥水力
左がスプレー撥水長持ちタイプ、右が塗り込み耐久タイプ
撥水力の低下は左右差共に感じられません。
3ヶ月後の撥水力
左がスプレー撥水長持ちタイプ、右が塗り込み耐久タイプ
撥水力は少し低下しましたが、まだ塗り直す程ではありません 。
左右差はありません。
4ヶ月後の撥水力
左がスプレー撥水長持ちタイプ、右が塗り込み耐久タイプ
先月よりも撥水力が低下しました。
水滴が丸型ではなく、いびつになってきています。ワイパー併用すれば見え難くはないですが、5か月目くらいで塗り直し推奨といった所でしょうか。
左右差は感じられませんので、「塗り込み耐久タイプ」と「スプレー撥水長持ちタイプ」の耐久性に優劣は無いと考えられます。
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