ビーンスタークの乳首がつぶれるので、空気弁を改善しました。

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bean-stalk シュフ

ビーンスターク哺乳瓶の乳首は空気弁(通気孔)が上手く作動しなく、乳首の先端が潰れて戻らなくなる事が多々あります。

原因を探った所、空気弁がかなり強い陰圧にならないと作動しないという事が判明したので、空気弁に加工をして改善しました。

通常の使用では乳首が潰れる

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箱の説明書き通りに孔が空いている事を確認します。

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通常の乳首形状はこちら。

ミルクを飲ませていると下の様になります。

※ミルクで再現するのは勿体無いので、水で行いました。

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潰れています。

こうなってしまうと、飲めません。

瓶を立てて蓋を緩めて空気補給すれば飲めますが、

度々なので、「面倒なんじゃ~」となります。

他社の乳首を参考にする

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NUKの乳首に付いている空気弁は十字に切れ目が付いています。

それに対して、ビーンスタークのは一文字の切れ目です。

火炎剣は十文字斬り、天空剣は一文字斬り、おっと話がそれてしまいました。

切れ目一本追加して十にしたら、軽い圧で作動しそうですね。

加工する

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元からある切れ目に直角に交わる様に、カッターナイフで切れ目を入れます。

弁は2つありますが、1つ作動すれば使用上問題ありませんので、片方だけ切りました。

刃は錆止めの油が付いていますので、エタノール(エチルアルコール)で拭いておくと良いでしょう。

アルコールには、エタノール(エチルアルコール)、イソプロピルアルコール(イソプロパノール)(IPA)、メチルアルコール(メタノール)の3種類ありますが、エタノール(エチルアルコール)をご使用下さい。

試す

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弁が作動しました。順調に空気が入ってきます。

潰れた乳首を再現しようと思っても、もう出来ません。

空気弁が類似した乳首「ビーンスターク赤ちゃん思い」「ドクターベッタ」「チュチュべビー広口」「チュチュベビースリムタイプ」等も同様の方法で、空気弁の詰まりは改善できると思います。

注意点

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絵の右側みたいに捩れているとミルクが漏れるので、使用前に弁が正しい形になっているか確認しましょう。

まとめ

このビーンスタークの乳首は、「舌やあごの筋肉をしっかり使って飲む事ができる構造」と説明書きにあるので、歯科医療従事者の端くれとして魅力的に思えます。

空気弁に一手間加えないと使い辛い面もありますが、使用する価値があるのではないでしょうか?

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