【草刈り】エンジン刈払機の選び方、購入先とエンジン形式と排気量に分けて解説します。

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Brush-cutter 田舎暮らし

田舎に暮らすと、いくらか広い土地があり雑草に悩まされます。

その広い土地が田舎の魅力ではありますが、鎌で刈るには重労働なので刈払機(草刈機)が欲しくなりますね。

しかし何を選んだらいいか分かり難いと思いますので、私が購入時調べた事を纏めてみました。

(個人的な考えですが、除草剤は自宅の家庭菜園や近所の農業に悪影響が懸念されるため、使用を控えた方が良いと思います。)

エンジン刈払機の仕分け

表に纏めるとこの様な具合です。

私は農機具店→2ストローク→20ccという物を所有しています。

購入先の違いによる特徴

農機具店

お値段は割高に感じますが、ホームセンターで売られている物とは形式番号からして別物となっており、 基本的に品質の良い刈払機が売られています。

修理もお店でやってもらえるので、修理のために送料が追加で掛かるという事がありません。

簡単な調整なら無料で行ってもらえる事もあるでしょう。

長く使うならお勧めな購入先です。

ホームセンター

安値で売られていますが、農機具店販売のものより品質が落ちるらしいです。

修理はホームセンター店頭では出来ず、送料や日数が掛かりますので、故障の際は買い換えた方が安いかもしれません。

また、農機具店に持ち込んでも修理はしてもらえないものと考えた方が良いでしょう。

ある程度自分で修理して使い、自力で直せない所が壊れたら買い替えという使い方になると思います。

インターネット通販

持ち込む店舗が無い為、ホームセンター販売とほぼ一緒と思います。

エンジン形式の違いによる特徴

2ストローク

ガソリンとオイルの混合油で動きます。

うっかりガソリン単体で給油すると焼き付くので、その点だけは注意が必要。

構造が単純なため、4ストロークよりも整備が簡単軽量という利点があります。

同じ様な品質の製品の場合、4ストロークよりも安価です。

ガソリン50:オイル1にすればある程度は抑えられますが、 4ストロークより排気ガスが臭いです。

4ストローク

ガソリンとオイルが別々のタンクに入っています。

定期的にオイル交換が必要となりますので、2ストロークよりは整備手間が増えます。

オイルを燃焼しないため、排気ガスが比較的臭いません。

2ストロークよりも、本体が重く高価になりがちです。

車やバイクのオイル交換を自分でしている場合、ついでにオイル交換出来るので効率良く運用出来そうです。

排気量の違いによる特徴

20cc

刈払機の中では小さい排気量、本体重量がとにかく軽いです。

斜面の草刈では、軽量が有りがたいです。

その代わり力が少ないため、刈り刃は小径な直径230mmを使用する様に指定されています。

広い面積を作業する場合、何度も往復させるのが大変と感じるかもしれません。

また、力の必要なナイロンコードは使用できません

23cc

標準的な排気量。

直径255mmの刈刃ナイロンコードも使用出来ます

広い土地を速く刈りたい場合や、コンクリート際を刈りたい場合にはこちらが良いでしょう。

25cc

山林用ではない刈払機の中では、大きい排気量。

23ccよりも更に力がありますが、重量が重くなります。

23ccと同じく、直径255mmの刈刃ナイロンコードも使用可能です。

硬い草を大量に刈る時など、余裕が欲しい時はこちらでしょうか?

力がある分、キックバック(刈刃を異物にぶつけた時の跳ね返り)が強くなるので扱いに注意が必要に思います。

短く纏めると

購入場所は、修理して長く使うなら農機具店(環境にも優しいです)。使い捨てでもいいから安く買いたいならホームセンター又は通販。

エンジン形式は、整備が簡単で軽量がよければ2ストローク。整備の手間が増えても排気ガス臭が抑えられた方がよければ4ストローク。

排気量は、軽いのが良くナイロンコード不要であれば20cc。速く刈りたい方や、ナイロンコード必要であれば23cc、重くても力に余裕が欲しい時は25cc。

といった所でしょうか。

訂正事項

刈払い機メーカーは推奨していませんが、20ccでナイロンコードを使用したところ、草が比較的柔らかい箇所なら不満なく使用出来ました。

yahatamaki
yahatamaki

この記事を参考に最適な一台に巡り合えたら幸いです。

【刈払機】ナイロンコードの利点と欠点、チップソーと比較

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