【フリードGB3】の欠点や知っておきたい事、購入から1年経過しました。

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フリードのAピラー

フリードGB3、初代のフリードの8人乗りを、中古で購入してから約1年。

個人的な感想ですが、しばらく乗って気になった欠点や、購入を考えている方が知っていた方が良いと思う事をまとめました。

斜め前方の視界が悪い

フリードのAピラー

他の車種、一般的なセダン等と比べてAピラーが前の方にあり、視界の邪魔になる事が多くあります。

フリード右折時の注意

特に、中央線が無い道路での右曲がりに注意が必要です。

同様に、信号のない交差点でも気を使います。

車で首振り

首を振ってしっかり安全確認しなければなりません。

車体の先端が分かり難い

フリードの先端が見え難い

ボンネットが視界に入りません。また、中途半端に長いので、車体先端(鼻先)の位置が把握し辛いです。

そのため、前方ギリギリまで障害物に寄る事が難しく、実寸より全長の長い車を運転している様な取り回しです。

3列目座席を跳ね上げると、後方視界が悪い

フリードの跳ね上げた座席

跳ね上げないと荷室として使い難く、上げると後ろが見え難いです。

3列目がぎりぎり納まる小さな車体に、座り心地の良い座席が付いているので仕方ない事とは思いますが、

荷室が欲しいなら、シエンタかフリードスパイクやフリード+を購入した方が幸せになれるでしょう。

しかし、座席を跳ね上げた下にある固定金具が、ロープを結ぶのに丁度良く、自転車は積み易いです。

チャイルドシートの取付けに問題あり

シートベルトの受け金具が長い

左側、2列目のシートベルトの受け金具が長いため、シートベルト式チャイルドシートを後ろ向きに付けた場合に、しっかり固定出来ません。

種類にもよると思いますが、私が所有しているチャイルドシートはまともに固定出来ませんでした。座面とチャイルドシートの間に座布団等を挟んで対策出来ますが、自己責任です。

2列目であれば、右側座席の方がチャイルドシート適応性が高いです。

こんなのを切って挟むと良いかもしれません。

ISOFIXのチャイルドシートであれば解決できると思いますが、対応車種は要確認。

2代目フリードも

2代目のフリード(多分GB7、ハイブリッドFF)をお借りする機会があったので、左側2列目座席にチャイルドシートを付けてみました。

フリードのチャイルドシート

(写真のチャイルドシートはJoie チルトです。)

乳児向けのチャイルドシートを後ろ向きに付けた場合。

シートベルトの金具止め部分が、シートベルトを折り返した作りになっていて、丁度チャイルドシート取り付け部の邪魔になります。

フリードのチャイルドシート

座席を前方にスライドさせると、シートベルトの折り返し部分は避けられるものの、シートベルトの受け金具が前方にある為、チャイルドシートの正しい位置に入れられませんでした。

フリードのチャイルドシート

前向きにジュニアシートを付けた場合。

チャイルドシートのシートベルト通し穴より、シートベルト受け金具が前方にあるのでしっかり固定できません。

フリードのチャイルドシート

いくらシートベルトを引っ張ってもぐらぐらです。

シートベルトに関しては、GB3より改悪されていると言わざるを得ないですね。

しかし2代目フリードは、年式からして汎用ISOFIXが付いているので、ISOFIXの対応車種に悩まずに済みそうです。より安全な「ISO FIXのを付けなさい」という事なのでしょう。

スペアタイヤが付けられない

フリードのパンク修理キット

スペアタイヤが付いていないどころか、装着する所が無くオプションで購入する事も出来ません。

スタッドレスをスペアとして車載する方法もありますが、座席1つ使えなくなるとか、もしもの事故で飛んできたら危険といった理由で、あまり現実的ではないと思います。

代わりにパンク修理キットが運転席下に付いていますが、噂によると接地面の小さな穴しか塞げず、使用するとそのタイヤは修理が利かなくなり廃棄処分になるとか。

走行不能に陥る原因はパンクだけではないので、スペアタイヤに固執する事もない様にも思いますが、「タイヤさえあれば走り続けられるのに」と悔しい思いをする確率が、なきにしもあらず。

携帯電話の時代、スペアタイヤ(テンパータイヤ)の出番は少ないのかもしれないけど、欲しい人のために装着場所があればいいのになと思います。

競合車種のシエンタ(2代目の2015年~2022年)には応急用スペアタイヤのオプションが用意されています。(2wdガソリンに限る)

エアコンの効きがいまいち

広さの割にエアコンの能力が低い様で、特に夏場の冷房はなかなか冷えません。

3列座席の車なら、2列目座席上部にもエアコンが付いている車種もありますが、フリードGB3にはありません。車体重量や価格を考えると、付けない方が良いとは思いますが。

後ろ側面のガラスにスモークフィルムを張ると、幾らかましになりました。

燃料計が大雑把

フリードの燃料計

大凡ですが、満タン給油から最初の1目盛り減るまでに約10リットル、そこから半分の表示になるまで約15リットル、半分からEの所まで15リットルといった感じです。

慣れると問題ありませんが、初めは燃料計が壊れていないか不安になるかもしれません。

フリードの燃料タンク

想像ではありますが、ホンダのセンタータンクレイアウトの車種は、1列目座席下に燃料タンクがあるので燃料タンクから給油口までの距離が長いです。

この管の中にも燃料が溜められるので、燃料タンクの容量以上に給油出来てしまうのではないかと考えられます。

燃費計が割り増し表示される

odoやtrip表示の出来る液晶の中に燃費も表示できますが、正確ではありません。

「燃費計の数字×0.85」くらいが実際の燃費(満タン法で計測)の燃費です。

燃費

満タン法で計測、非降雪地域、渋滞は少なめ、タイヤ空気圧は240MPa、比較的おとなしい運転、といった条件で、

近場が多いと13km/l、遠出すると最高17km/lといった所です。

夏場に冷房を付けると、上記からおおよそ-2km/lします。

冬期の暖機運転とスタッドレスタイヤでも、上記から-2km/lします。

スライドドアが重い

スライドドア

私が購入したフリード、左側のスライドドア(引き戸)に電動開閉機能が付いていましたが、バッテリー負荷とか、子供が挟まったらいけない、といった考えで使用していません。

しかしこの扉、電動開閉機能のない右側と比べて、手動で開けると結構重いです。

かなりの重量増となっているのではなかろうか・・?

燃費の悪化が懸念されますし、この機能いらないなと思ってしまいます。

スライドドアが凍りつく

凍ったフリードのスライドドア

冬の朝、前席のヒンジ扉は開きましたが、スライドドアが開かない時がありました。

雨の後の冷え込みでゴムパッキンが凍りついた様です。

まだ試していませんが、シリコンを塗ると対策できるらしいです。

リアガラスにフィルムを張り難い

後ろガラスの湾曲が大きいので、スモークフィルムが上手く張れず、しわになりやすいです。

張らない、又は気にしなければ問題ない話ですが。

左足が退屈

MTは選べません。

左足の出番が無さすぎて、疲れてしまいます。

3ペダルMTが難しいのなら、左足にパドルシフトみたいなの付かないかな、スーパーカブの変速機風のがあれば嬉しいです、ホンダ様。

さいごに

読者様は利点の事はご存知だと思うので、あえて欠点ばかりを上げましたが、私はこのフリードの新型が次回の購入候補にあがるくらいに気に入っています。(多分中古ですが)

運転しやすい5ナンバー幅で、広い室内、横幅の割に高すぎない背の高さ、子供の乗せ下ろしに便利なスライドドア、比較的落ち着いた見た目。

一言でまとめると、「ちょうどいい」です。宣伝文句そのものですね。

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